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2010年 イヤースプーン
この年はグランドマザーカレーは発売されたものの、イヤースプーンの店頭抽選はありませんでした。代わりに応募者から抽選で100名に当たるという超狭き門に。
この年は早々諦めモードでしたね…100名なんて当たるわけない
2011年 イヤースプーン(nedoコラボ&モンハンコラボ)
この年のイヤースプーンは2種類。スピードくじで当たりが出たら2種類のうちのどちらかが貰えました。
nendo佐藤オオキコラボレーションスプーン
1本目はnendo佐藤オオキコラボレーションスプーンです。佐藤オオキ氏はNewsweek誌で「世界が尊敬する日本人100人」に選出(2006年)された方です。
最近ではローソンのプライベートブランドのデザインを担当した人と言えばピンとくる方が多いかもしれませんね。デザインの賛否が話題になりましたからね…
ローソンの件では商品の垣根を越えて統一されたデザインが評価されていた一方、商品判別の分かりにくさが話題になりましたね。
スプーンの製作は2009年同様、小林工業(株)さんのブランドLUCKYWOODが手掛けています。
材質は18-8ステンレスです。
細くスマートな柄、木の枝をイメージしたような柄尻のデザイン。さすがはデザイナーのスプーン。癖が強い個性的です。
スプーンのつぼが木の根に当たる部分になっており、カレーを載せることでそれを栄養にして成長する木という構図になります。
機能的にこだわった設計が多いイヤースプーンの中で、まるでオブジェを鑑賞するかのような設計思想を感じるのはこのスプーンくらいではないでしょうか。
2009年のmonoコラボスプーン刻印は制作のLUCKYWOODさんも加えて「LUCKYWOOD×mono×CoCo ICHIBANYA」とトリプルネーム表記だったのですが2011年はなぜか除外されダブルネームに。
モンスターハンターポータブル 3rdオトモアイルーコラボレーションスプーン
いや、スプーンの名前長いて(笑)2本目は大人気ゲームソフト、モンスターハンターのコラボスプーンです。
柄尻のアイルー(レウス装備)の存在感がすごい(笑)とても可愛いですが一歩間違えたらお子様スプーンになってしまいそうな際どいラインを攻めたデザインですね。なおスプーンの製作は(株)ヤクセルです。
材質は18-8ステンレス。
このスプーンを貰った時には私はモンハンをプレイしていませんでした。「2回目の当たりが出たので2種類目のスプーンも貰っておこう」程度でした。
しかしこの数か月後、MH3Gを購入し数千時間ほど遊んだ末に勲章コンプするまでになるのですが、その話はまた別の機会に…です。
モンハン懐かしいぜ…
- 2011年 スプーンプレゼント総数
- nendoコラボスプーン:5.51万本
- モンハンコラボスプーン:5.51万本
2012年 イヤースプーン(最後のグランドマザーカレー)
2012年。衝撃のニュースが飛び込んできます。「最後のグランドマザーカレー」
そうです。2005年から7年に渡り発売されてきたグランドマザーカレーが終了するというニュースです。このニュースを聞いたときはとても残念な気持ちになったのを覚えています。
(まぁ数年後に復活するのですけどね★)
それでは「最後の」イヤースプーンをご紹介しましょう。
…
…
…
未所持です。
そうなんです。最後ということで相当気合を入れて通ったのですが、当てることができなかったのですよね(笑)苦い思い出です。
ちなみに、2012年もスピードくじで当たりが出たら2種類のスプーンから選択できました。
- Aコース「Tokujin Yoshiokaコラボレーションデザインスプーン」
- Bコース「Street Fighter X 鉄拳 コラボレーションダルシムスプーン」
機会があれば手に入れたいなぁ…
つぼ側は鏡面仕上げなのに対し、柄を境にマット仕上げに変化する面白いスプーンです。製作は㈲片力商事が手掛けています。
昨年のモンハンコラボと異なり、ダルシムスプーンは燕市のメーカーさんが製造されています。
腕が伸びるというダルシムの個性をスプーンの柄で表現していて面白いですね。
2011年 スプーンプレゼント総数:11万本(2種類の合計数)
2013年 イヤースプーン(ギネス世界記録取得記念)
時は2013年。毎年恒例のグランドマザーカレーの販売が終了し、毎年のイヤースプーン争奪戦から解放されたココイチ戦士たちに安息の日々が訪れた。
…はずだったのに
グランドマザーカレーは終わると言ったが
…?
スプーン争奪戦が終わるとは言ってない!
くぁwせdrftgyふじこlp
2013年はグランドマザーカレーの発売はなかったのですが、その代わりに『ココイチイヤースプーンプロジェクト2013』なるものが開催されました。
簡単に説明しますと、対象カレーを食べたらスピードくじを引けて、当たりが出たらスプーンが貰えるというキャンペーンです。はい、何もシステムは変わっていません(笑)
ちなみに対象カレーメニューは下記の通りでした。
【東日本】ハワイ ロコモコカレー / タイ レッドカレー
【西日本】韓国 豆腐チゲカレー / 台湾 バーコーカレー
私は西日本に住んでおり、東日本のメニューの方が美味しそうで羨ましく感じた記憶があります。
前置きが長くなりましたが、スプーンの紹介です。
2013年、ココイチは世界で最も大きいカレーレストランのチェーン店としてギネス世界記録を取得しています。イヤースプーンはその記念にちなんだデザインとなっておりました。
2013年のスプーンは鏡面仕上げ。柄尻もカレースプーンらしい太めのデザインです。
スプーンに製作元の刻印がありませんが、LUCKYWOODが手掛けています。
材質は18-8ステンレスです。
2014年 イヤースプーン(グランドマザーカレー復活)
グランドマザーカレー復活やで
(復活早すぎない…?)
2年ぶりにアイツが帰ってきた!グランドマザーカレー復活です!
前年度のキャンペーンがいまいちパッとしなかったのでしょうか?(笑)
この時は色々と勘繰りましたが、僕にとっては毎年恒例のグランドマザーカレーがまた食べられるので全然ウェルカムでしたね。
驚くべきはスプーンのプレゼント本数。過去最多の25万本でした。
スタンダードといいますか、普通のデザイン。仕上げは鏡面となっております。
箱のデザインが「カレーの呼吸 壱ノ型 スパイス斬り」感がありますね。
製作は2011年のモンハンコラボと同じ(株)ヤクセルです。
うーん。他の年のスプーンと比べると著しく花がないのですよねこのスプーン。刻印も少し…雑というか…
プレゼント最多本数を実現した答えを見た気がしました。所持しているココイチのイヤースプーンで中国産を謳っているのはこのスプーンだけなんですよね。
(他のスプーンは国産表記か、産地の表記自体がないかのどちらか)
あくまでも予想ですが、プレゼント本数を増やすためにコストダウンする必要があったのかもしれませんね。
2015年 イヤースプーン
2015年はグランドマザーカレーが発売されて10周年。より良いイヤースプーンを求めココイチは燕商工会議所に相談します。
そして数社の中から(株)トーダイの提案が採用され、特別なイヤースプーンは制作されました。
イヤースプーン製作ではこれまでもYAMACOやLUCKYWOOD等、燕市のブランドに縁のあったココイチですが、この年を境にイヤースプーンには「Made in TSUBAME」が表記されます。
スプーンを製作した特定のブランドではなく、燕市の地域ブランド「Made in TSUBAME」を前面に掲げる方針に転換した訳ですね。
久しぶりのマット仕上げのイヤースプーンです。マット仕上げのスプーンは実に2008年以来です。
製造は(株)トーダイ。
箱の側面です。燕市の地域ブランドを意識した記載です。
スプーンの表にはココイチのロゴがレーザーマーキングされています。
柄尻の裏にはCoCo壱番屋とMade in TSUBAMEの刻印。刻印の品質1つとっても2014年との差が歴然な気がします。
記憶では店頭のメニューに職人さんのスプーンへのこだわりが書かれていましたね。
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