こんにちは。かれーなです。
鹿児島マラソン(フルマラソン)の出場を目指し、週3日の10kmランニングを続けてきましたが、医師の診断により諦めざるをえなくなりました
診断後はモチベーションを折られてしまいましたが、今では
・早い段階で膝の状態が判明して良かった
・短い距離でも健康維持のために走る続ける意義はある
・ファンラン等、フルマラソン以外にもマラソン大会を走る楽しみはある
と前向きに考えています
2023年6月 左足膝に異変が起きる
ランニングを初めて8カ月が経った頃
週3日のランニングの走行距離は順調に延びて10kmに達していました
そんなある日の走行中、左足膝の内側にズキズキと走る痛みが…
走っているうちに痛みは無くなるので、最初は大して気にもしていなかったのですが、日に日に膝の痛みは強くなっていきます
さすがに心配になり、ネットで検索するとどうやら「鵞足炎」の可能性が高いようでした
鵞足炎とは、膝の「鵞足(がそく)」と呼ばれる部位が炎症を起こしている状態です。この「鵞足(がそく)」とは、膝から5cmほど下がったすねの内側にあり、脛骨(けいこつ:すねの骨)に縫工筋、薄筋、半腱様筋の3つがくっついている場所のことです。外見がガチョウの足に似ているという理由で鵞足という名前がつけられました。
https://seikei-online.jp/column/knee/1399
記事によるとオーバーユース(練習のしすぎ)が疑われ、まずは足を休めることが大事ということ
2週間ほど練習を休み、様子を見ることにしました
2023年7月 練習再開→痛み再発
しっかり2週間の休養をとり、左足膝の違和感も無くなったので練習を再開
いきなり10km走に戻すような無茶はせず、3km、5kmと徐々に走行距離を伸ばしていきました
そして練習を再開してから2週間後
5km走の最中に再び左足膝の痛みが再発してしまいました
こりゃ一度、整形外科に
かかった方がいいかもな…
2023年7月末 整形外科受診
整形外科を受診すると「一応やっとこう」と左足のレントゲンを撮影されました
医師の診断によると、痛みの原因はネットで検索したとおりの「鵞足炎」
(やっぱりか…
ネットで調べたとおり)
医師からは練習の長期休養が指示され、炎症を抑える薬と湿布が処方されました
長距離走に向かない脚
痛みの原因が判明し、安心していたところ
左足のレントゲン写真を見ながら、医師は私に告げました
「左足膝の軟骨が年齢からすると、すり減っています」
「膝というのは個人によって長距離走への向き不向きがあります。向いている方は高齢になってもフルマラソンを走り続けられるのですが…」
「はっきり申し上げると、あなたの足は長距離走に向いていないと言えるかもしれません」
「過去の部活か、現在のランニングか。何が原因となったかは分かりません」
「10kmランニングを習慣にするのは走りすぎです。3~5km程度の軽い距離に抑えた方がいいでしょう」
「軟骨の減りが進行すると、膝が外に向けて曲がったり、正座ができなくなる恐れがあります」
次々と発せられる言葉は、私が全く予想していないものでした
症状を自己判断しないことの大切さ
足の痛みの原因はネット検索で自己診断したとおりの鵞足炎でしたが、医者に診察してもらうことで左足膝の軟骨の状態が良くないことが判明しました
マラソンの教本に「足に異常を感じたら整形外科を受診しましょう」と口酸っぱく書いてあったのですが、今回はその言葉が意味することを痛感することになりました
鵞足炎と自己判断し、医師の診察を受けないまま走り続けていたら、きっといずれ取り返しのつかないことになっていたでしょう
現実を突きつけられたことは辛いですが、早い段階で膝の状態が把握できてたことは何よりでした
なお、鵞足炎の症状は処方された薬を飲みつつ、一カ月ほど休養を取ることで完治しました
フルマラソンが全てじゃない
私は医師の診断を受け、フルマラソンの出場を諦めることにしました
目標が無くなり凹みましたが、走ることそのものを禁止されたわけではありませんので
今では「健康維持」「各地のファンラン出場」にランニングの目標を切り替えて日課を継続しています
書籍「運動脳」では30分程度のランニングが健康に有効であることが幾つものエビデンス用いて紹介されていました
私の平均ペースの場合、30分走り続けると4~5kmの距離になりますので、医師から伝えられた制限距離の範囲内で十分に条件を満たすことは可能です
また、マラソン大会ではファンラン等の短距離種目が設けられているのはご存じのとおりです
各地のファンランにエントリーし、ついでに遠方のグルメや観光を楽しむというのも悪くないかもしれないなと今では考えています
前向きに考えて
ランニングを
続けてます
↓鵞足炎が完治した後、このランニング用サポーターを使っています。以降、痛みは再発していません
↓ランニングなどの有酸素運動のメリットを多くのエビデンスを根拠に紹介している本です。モチベーションがむっちゃ上がりますよ!
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