CASIO チプカシ CA-53W レビュー

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時計
かれーな
かれーな

こんにちは。かれーなです。

今回はCASIOの電卓付き時計、チプカシCA-53Wをレビューしていきます!

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この記事のダイジェスト

・多くの映画やドラマに登場
・ユニクロのTシャツになったことがある
・薄くて軽く、付け心地も悪くない
・ボタンが押されて誤作動しそう→大丈夫
・フィールドワークでの計算にオススメ
・ボタン配列がCASIO電卓と同じ?
・モード配置の工夫が素晴らしい
・残念な点はライト未搭載、液晶の視認性など

チプカシCA-53Wとは

チプカシCA-53WはCA-50というモデルの後継機にあたります。

CA-50はバック・トゥ・ザフューチャーのマーティが着用していたモデルとして有名です。

もちろん、CA-50にも電卓機能が備わっていました。

CA-53Wの先代機。CA-50

多くの映画やドラマに登場

CA-50の後継機であるCA-53Wもレトロフューチャー感のあるデザインを受け継いでおり、その特徴的な見た目のおかげか多くの映画やドラマに登場しています。

映画・ドラマで活躍するCA-53

映画「ダークナイト」
…ジョーカー

映画「キングスマン」
…リッチモンド・ヴァレンタイン

ドラマ「ブレイキング・バット」
…ウォルター・ホワイト

ドラマ「MIU404」
…伊吹藍

ちょっとイカれた野郎あぶないキャラクターが着用する傾向があるようですね。

かれーな
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個性的な見た目なので

着用していると話のきっかけに

なることもよくあります。

データバンクじゃないよ

CA-53Wは「データバンク」という括りで扱われがちですが間違いです。

データバンクは電卓機能以外にも電話帳などのメモリー機能が搭載されていることが一般的です。

CA-53Wは正確には「カリキュレーター(電卓付き時計)」という括りに分類されます。

カリキュレーターに分類されるはずなのですが…

CASIOがユニクロとコラボしてCA-53WのTシャツを作ったことがあります

そこにはなぜか「DATA BANK」とプリントされていました。

データバンクの方がブランド名として有名だからでしょうか…?

かれーな
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CASIO自身もそこまで厳密に

時計をブランド分けをしよう

とは考えていない…?

追記

アメリカのCASIOサイトに行くと、CA-53WはDATA BANKカテゴリーとして扱われていました

しかし、DATA BANKカテゴリーにはF-91Wが一緒に並べられていたりと、なんだかいい加減なサイト作りをしている印象をうけました…

真実を知る方がいらっしゃいましたら教えてください…

おしゃれなカラーが続々登場

CA-53Wにはおしゃれなモデルが追加されており、TIC TACさんなどの輸入時計を扱うお店で見かけることが多くなりました。

カラーリングだけでなく、文字盤の表記を極力無くすことでデザインから野暮ったさを排除することに成功しています。

かれーな
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逆に定番のCA-53W-1Z

(本記事で紹介)を店頭で

見かけることが少なく

なっている気がします。

使い心地など

CA-53WはF-91Wのような一般的なチプカシよりも少し大きめのケースではありますが、質量は25g、厚みは8.2mmと見た目以上に軽量です。(F-91Wは質量21g、厚み8.5mm)

ウレタンバンドも非常に柔らかいので、着け心地も良好です。

操作性に難があるので電卓機能の実用性は無いという意見を見かけますが、私はそうは思いません。

ちょっとした計算であれば十分に実用可能なクオリティです。

ボタンが押されて誤作動しそう→大丈夫

CA-53Wのケース正面にはたくさんのボタンが付いています。

普段使いしていると何かの拍子でボタンが押されて誤作動するのでは?と心配する方がいるかもしれませんが大丈夫です。

時計モード時はケース正面のボタンを押しても何も反応しません。

なお、÷ボタンは例外で押している間だけ年月日が表示されます。

指を離せば元の表示に戻りますので、誤作動に繋がるものではありません。

かれーな
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時計モードで使うのは÷ボタンのみ。

たくさんのボタンは電卓モードや

時刻合わせ等で使用します。

フィールドワークでの計算にオススメ

CA-53Wはフィールドワークでのちょっとした計算にオススメです。

建設現場であれば、墨出し作業のときに役に立ちます。

墨出しとは、地面や床などに工事に必要なさまざまな基準線を書き出す作業のこと

CA-53Wにはスマホや計算機を使わずその場で計算できるという利点があります。

「計算ならスマホや電卓でやりゃいい」という意見も見かけますが、机上ならまだしも屋外業務に忙殺される中で小道具を出し入れするのは手間であり、ストレスの元です。

そもそも、手が汚れや水に晒される環境下でスマホの電卓アプリを快適に扱えるとは思えません。

CA-53Wならそういった煩わしさがありません。いつでも腕に物理ボタン付きの電卓が巻かれています。

かれーな
かれーな

スマートウォッチも同じ理由で

フィールドワークでの計算には

向かないですね

ボタン配列がCASIO電卓と同じ?

電卓のキー配列がメーカーによって異なることをご存じでしょうか。

配列は以下の二つに分かれます。

  • カシオ配列
  • シャープ(キャノン)配列

簿記受験用の電卓を選ぶ時、どちらの配列が自分に合っているか悩むのは簿記あるあるの定番ですね。

配列の違いを表にまとめてみました。

「0」位置「=」位置「・」位置「+ー×÷」等
の列数
CA-53W「1」の下「+」の左「2」の下縦1列
カシオ配列左下の角「+」の左「2」の下縦1列
シャープ配列「1」の下「+」の右「3」の下縦2列
赤文字はCA-53Wと同じキー配列です。

CA-53Wのボタン配列はカシオ配置とほぼ同じであり、自社電卓を参考にしていることは明らかです。

電卓付き時計であっても独自配列を譲らない所にプライドを感じます。

「0」キー位置のみカシオ配列と異なりますが、これは仕方のないと言えるでしょう。

カシオ配列で「0」キーが配置されている最左列がCA-53Wにはそもそも存在しません。

モード配置の工夫がすばらしい

CA-53Wの側面についているモードボタンを押すとモードが切り替わります。

取扱説明書には以下のように説明されています。

上記のフローどおりですと、たとえば電卓を使用後にわざわざアラームモードやストップウォッチモードを経由して時計モードに戻ることになりますが、実際はそうなりません。

CASIOのデジタル時計は「何か操作をした後にモード切替すると時計モードに戻る」という機能が搭載されているものが多く、CA-53Wも同様です。

つまり、電卓を使用した後にモードボタンを押すと時計モードに直帰します

電卓モードを時計モードの次に配置している意図が見えてきますね。

このモード配置は「時計→電卓操作→時計→電卓操作…」という頻繁に使う機能間でのループを狙っているものと推測します。

正確なフローチャートを書いてみたところ、少し複雑になってしまいました。

興味のある方だけ参考にどうぞ

残念な点

CA-53Wは完成度が高い時計ではありますが、欠点が無いわけではありません。

気になった点を書いていきます。

ライト未搭載

CA-53Wにはライトが付いていないので、暗所での時刻確認ができません。

街明かりがある都市部での使用には問題ないでしょうが、夜間アウトドアでの使用は難がありそうです。

日付が常時表示ではない

CA-53Wは液晶に日付が同時表示されていませんので、確認のために時計モードで÷ボタンを押す必要があります

日付常時表示の時計と比べると確認に余計な1操作が必要な分、煩わしさを感じてしまうのが正直なところです。

ケース正面の掃除がめんどう

CA-53Wはケース正面に多くのボタンが配置されています。

これらボタンの間には埃や汚れが付着しやすく、またボタンが密集しているので掃除がやりにくいです。

時・分・秒のセグメントが同じ大きさなので視認性が悪い

一般的なデジタル時計は秒のセグメントが小さいので直観的に時刻を識別できます。

CA-53Wは「時・分・秒」のセグメントが同じ大きさなので、直観で時刻が読みにくいです。

各セグメントの大きさが同じになってしまうのは電卓付き時計の悲しい宿命ですね。

最後に

CA-53Wは個性的なデザインと電卓の実用性を兼ねた魅力的な時計です。

会社名に「計算機」を冠する会社が作った本気の一品と言えるのではないでしょうか。

私もこの時計をこれからも大事に使っていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

チプカシCA-53Wのスペック

基本情報

  • 質量:25g
  • バンド:樹脂バンド
  • 電池寿命:約5年
  • ケースサイズ(縦×横×厚さ):43.2×34.4×8.2mm
  • ケース・ベゼル材質:樹脂
  • 防水性:日常生活防水
  • 外装ガラス:樹脂ガラス

時計機能

  • ワールドタイム:デュアルタイム
  • 計算機能:8桁計算機能
  • ストップウオッチ:1/100秒、24時間計
  • ライト:LEDライト
  • カレンダー:フルオートカレンダー(2079年まで)
  • アラーム/時報:時刻アラーム・時報
  • 精度:平均月差:±15秒
  • 12/24時間制表示切替
  • 操作音ON/OFF切替

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